「カウンセリングを受けてみたいけれど、わざわざ相談室まで通うのはハードルが高い」「電話相談だと顔が見えなくて不安だし、沈黙が怖そう」
心のケアに関心があっても、いざ一歩を踏み出そうとすると、このような不安や迷いを感じてしまうことはありませんか?
そんな方に今、最も選ばれているのが「ビデオカウンセリング」です。スマートフォンやパソコンのビデオ通話機能を使い、自宅にいながらカウンセラーと対面しているかのような感覚で相談ができるこの方法は、現代のライフスタイルに非常にマッチした心のケア手段と言えます。
しかし、初めて利用する方にとっては、「どんな準備が必要なの?」「画面越しで本当に気持ちは伝わるの?」といった疑問も尽きないでしょう。
実は、私たちKimochi運営メンバーの中にも、最初は「ビデオ通話で深い話なんてできるのだろうか」と懐疑的だった者がいます。しかし実際に利用してみると、画面越しだからこその「程よい距離感」や、自宅という安心できる空間で話せるメリットの大きさに気づかされ、今では欠かせないメンテナンスツールとなっています。
この記事では、ビデオカウンセリングの基本的な仕組みから、対面や電話との違い、効果的に受けるための環境づくりのコツまでを網羅的に解説します。これからカウンセリングを始めようと考えている方が、安心して自分に合ったスタイルを選べるよう、実体験に基づいたリアルな情報をお届けします。
ビデオカウンセリングってどんなもの?メリットや他のカウンセリングとの違い
まずは、ビデオカウンセリングが具体的にどのようなサービスなのか、他の相談方法と比べてどのような特徴があるのかを整理していきましょう。
ビデオカウンセリングはオンラインカウンセリングの一種
ビデオカウンセリングとは、ZoomやSkype、あるいはサービス独自のビデオ通話システムを利用して行うカウンセリングのことです。「オンラインカウンセリング」という大きな枠組みの中に、このビデオカウンセリングが含まれています。
最大の特徴は、「視覚情報(映像)」と「聴覚情報(音声)」の両方を使ってコミュニケーションが取れる点です。
お互いの顔を見ながら話せるため、言葉のニュアンスだけでなく、表情や頷き、身振り手振りといった「非言語情報」も伝えることができます。これにより、カウンセラーは相談者の様子をより深く理解でき、相談者も「しっかりと聞いてもらえている」という安心感を得やすくなります。
心理学には「メラビアンの法則」という有名な法則があります。これは、人が他人から受け取る情報の割合において、言語情報はわずか7%に過ぎず、聴覚情報(声のトーンなど)が38%、そして視覚情報(見た目や表情)が55%を占めるというものです。ビデオカウンセリングは、この視覚と聴覚をフルに活用できるため、対面に近い密度の濃いコミュニケーションが可能になります。
対面カウンセリングとの比較
従来のカウンセリングルームに通う「対面式」と比較すると、どのような違いがあるのでしょうか。
1.移動時間と労力の違い対面カウンセリングの最大のネックは「通うこと」です。往復の移動時間や交通費がかかる上、雨の日や体調が優れない日に外出するのは大きな負担になります。一方、ビデオカウンセリングは移動時間がゼロです。予約時間の1分前まで家事をしていても、ベッドで横になっていても、時間になったらスマホをタップするだけでセッションが始まります。この手軽さは、継続する上で非常に大きなメリットです。
2.相談する環境(場所)の違い対面では、カウンセリングルームという「非日常の空間」に行きます。これには気持ちを切り替えやすいという利点がある反面、初めての場所や閉ざされた空間に緊張してしまう方もいます。ビデオカウンセリングは、自宅という「日常の空間(安全基地)」で受けられます。使い慣れた椅子に座り、好きな飲み物を飲みながら話せるため、最初からリラックス状態で相談に入りやすいのが特徴です。
3.コストの違い対面式は、相談室の家賃や光熱費などの維持費がかかるため、1回あたり1万円〜1万5千円程度が相場となることが多いです。ビデオカウンセリングは店舗を持たない分、コストを抑えられるため、比較的安価な料金設定(数千円〜)になっていることが多く、経済的な負担を減らせます。
電話カウンセリングやチャットカウンセリングとの比較
同じオンラインカウンセリングの中にも、映像を使わない「電話(音声のみ)」や「チャット(文字)」という方法があります。これらとビデオカウンセリングの違いも押さえておきましょう。
【電話カウンセリングとの違い】電話は「声だけ」の情報になるため、相手がどういう表情で聞いているか分からず、不安になることがあります。特に、会話が途切れて沈黙が続いたとき、「怒っているのかな?」「聞こえているのかな?」と焦ってしまいがちです。ビデオカウンセリングなら、沈黙の間もカウンセラーが優しく頷いて待ってくれている姿が見えるため、焦らずに自分のペースで話すことができます。また、涙を流したり、言葉に詰まったりしている様子も伝わるので、無理に言葉を紡ぐ必要がありません。
【チャットカウンセリングとの違い】チャットは文字のやり取りなので、記録に残るメリットがありますが、リアルタイムの感情の機微を伝えるのは難しい側面があります。また、打つのが遅いと伝えたいことが十分に伝えきれないもどかしさを感じることもあります。ビデオカウンセリングは会話のキャッチボールができるため、短時間で多くの情報を共有でき、感情の共有もしやすくなります。
ビデオカウンセリングはどんな人に向いている?
それぞれの特徴を踏まえると、ビデオカウンセリングは特に次のような方におすすめできる方法です。ご自身の状況に当てはまるかチェックしてみてください。
仕事や家事の隙間時間にサクッと心のケアをしたい人
「平日は仕事で遅くなる」「休日は家事や育児でまとまった外出時間が取れない」そんな忙しい現代人にとって、ビデオカウンセリングは最強の味方です。
わざわざ半休を取って病院や相談室に行く必要はありません。お昼休みの会議室から、あるいは子どもが寝静まった後のリビングから、30分〜60分だけ時間を確保すれば心のケアが可能です。Kimochi運営メンバーの中にも、仕事と育児の両立でパンクしそうになった時期、子どもがお昼寝をしているわずかな時間を使ってビデオカウンセリングを受けていた者がいます。「移動時間がないおかげで、限られた自由時間をフルに相談に使えたのが救いだった」と話していました。
対面だと緊張してうまく話せない人
「人と対面すると緊張して頭が真っ白になる」「視線が怖い」HSP(HighlySensitivePerson)気質の方や、対人不安が強い方にとって、密室でカウンセラーと二人きりになる対面カウンセリングは、ハードルが高すぎることがあります。
ビデオカウンセリングには、画面越しという「物理的な距離」があります。この一枚フィルターを通す感覚が、心理的な安心感につながります。もし視線を合わせるのが辛ければ、カメラの位置を少しずらしたり、画面上の自分の顔を見たりして視線を逸らすことも自然にできます。完全に同じ空間にいるわけではないという安心感が、緊張を和らげ、本音を話しやすくしてくれます。
近所に利用できるカウンセリングルームがない人
地方にお住まいの方や、海外にお住まいの方の場合、そもそも通える範囲にカウンセリングルームがない、あるいは選択肢が極端に少ないという問題があります。また、近所にあったとしても、「知り合いに見られたくない」「田舎なので噂になりそうで怖い」といった事情で利用しづらいケースもあるでしょう。
ビデオカウンセリングなら、住んでいる場所に関係なく、全国の優秀なカウンセラーと繋がることができます。「自分と同じような悩みの解決が得意な専門家」や「相性の良さそうなカウンセラー」を、エリアの制限なく探せるのは、オンラインならではの大きなメリットです。
ビデオカウンセリングを受ける時の注意点やコツ
手軽でメリットの多いビデオカウンセリングですが、快適に受けるためには「環境設定」が非常に重要です。せっかくのセッション中にトラブルが起きたり、集中できなかったりしてはもったいないですよね。ここでは、実際に利用する前に準備しておきたいポイントや、より効果的に受けるためのコツをご紹介します。
通信が安定した環境で受ける
ビデオ通話は、音声のみの通話に比べて多くのデータ通信量を消費します。通信環境が不安定だと、映像がカクカクしたり、音声が途切れたりしてしまい、会話に集中できなくなってしまいます。大事な話をしている最中に「すみません、聞こえませんでした」と聞き返されるのは、大きなストレスになります。
- Wi-Fi環境の確認:できるだけ安定したWi-Fiに接続しましょう。
- 他のアプリを閉じる:スマホやPCの動作を軽くするために、不要なアプリは終了させておきましょう。
- 充電の確認:ビデオ通話はバッテリーを消耗します。途中で切れないよう、充電器に繋いでおくと安心です。
カフェやコワーキングスペースなど第三者がいる場所は避ける
「家だと家族がいて話せない」という場合、カフェや公園などで受けようと考える方もいるかもしれません。しかし、これはあまりおすすめできません。カウンセリングでは、自分でも予期せぬ感情が溢れ出たり、誰にも聞かれたくないプライベートな話をしたりすることがあります。周囲に人がいる環境では、「誰かに聞かれているかも」という警戒心が働き、無意識に心にブレーキをかけてしまいます。
- 個室を確保する:自宅が難しい場合は、カラオケボックスや、完全個室のネットカフェ、貸会議室などを利用するのがおすすめです。
- 車の中:意外と多いのが、自家用車の中で受けるケースです。プライベートな空間が確保でき、声も漏れにくいため、「動く個室」として活用できます。
音声が聞き取りにくい場合ははっきりとカウンセラーに伝える
オンライン特有の問題として、マイクやスピーカーの調子によって声が聞き取りづらいことがあります。このとき、「何度も聞き返すのは失礼かな」と遠慮して、聞こえたふりをして話を進めてしまうのは避けましょう。微妙なニュアンスのすれ違いが、カウンセリングの効果を下げてしまう可能性があります。
「少し声が遠いです」「映像が止まってしまいました」と、正直に伝えて大丈夫です。カウンセラーも慣れていますので、すぐに対応してくれます。また、スマホのスピーカー機能を使うよりも、イヤホンマイク(マイク付きイヤホン)を使用することを強くおすすめします。相手の声がクリアに聞こえ、こちらの声も雑音が入らずに届きやすくなります。没入感も高まり、より対話に集中できるでしょう。
お気に入りの飲み物など安心感のあるものを近くに置いておく
ビデオカウンセリングの良さは、リラックスして受けられることです。そのメリットを最大限に活かすために、自分の心を落ち着かせるアイテムを用意しましょう。
- 飲み物:温かいお茶やコーヒー、お水など。緊張して喉が乾いたときにすぐに飲めるようにしておきます。
- クッションやブランケット:抱きかかえたり、膝にかけたりすることで安心感が得られます。
- ティッシュやハンカチ:感極まって泣いてしまっても大丈夫なように、手元に用意しておきましょう。画面からフェードアウトしてティッシュを取りに行く必要がなくなります。
運営メンバーが初めて受けたときは、お気に入りのアロマを焚いて、好きなぬいぐるみを膝に乗せて挑みました。「ここなら大丈夫」と思える環境を自分で作れるのは、ビデオカウンセリングならではの醍醐味です。
表情が伝わりやすいようにカメラを調整する(カメラをオンにする場合)
ビデオカウンセリングでは、あなたの表情も大切な情報です。部屋が暗すぎたり、逆光になっていたりすると、顔色が暗く見え、カウンセラーに元気がないような印象を与えてしまうことがあります。
- 照明:顔に光が当たる位置(窓の近くやライトの前)に座ると、表情がはっきりと伝わります。
- カメラの位置:スマホを机に置くときは、スタンドなどを使って目線の高さに合わせると自然です。下から見上げるアングルだと威圧感が出たり、逆に上からすぎると不自然になったりします。
また、Zoomなどのツールでは、自分の顔が画面に映り続けます。「自分がどう見えているか」が気になりすぎて話に集中できない場合は、「セルフビューを非表示(自分の画面だけ消す)」機能を使うのも一つのテクニックです。
「Kimochi」のビデオカウンセリングは初月3,278円(税込)から受けられる
「ビデオカウンセリングの良さは分かったけれど、どこで受ければいいの?」「料金が高そうで続けられるか心配」
そんな方にぜひ知っていただきたいのが、私たちオンラインカウンセリング「Kimochi」です。Kimochiでは、初めての方でも安心して、継続的に心のケアを行えるような環境を整えています。
Kimochiのビデオカウンセリングの特徴
1.全員が国家資格「公認心理師」を保持Kimochiに在籍するカウンセラーは、全員が心理職の国家資格である「公認心理師」を持っています。ビデオ通話という形式であっても、対面と変わらない専門性の高いカウンセリングを提供します。「ただ話を聞くだけ」ではなく、心理学的な知見に基づいた的確なサポートが可能です。
2.わかりやすく続けやすい料金プラン心のケアは、一度きりではなく継続することで効果を発揮します。そのため、Kimochiでは無理なく続けられる月額制のプランをご用意しています。
3.スマホ一つで完結予約からビデオ通話の実施まで、すべてスマホやPCのブラウザ上で完結します。面倒な専用アプリのインストールなどは不要。予約時間の直前まで予定変更ができるなど、忙しい方でも利用しやすいシステムになっています。
ととのいプラン|初月3,278円(税込)/月1回(30分)
「まずは一度試してみたい」「月に一度、心のメンテナンスとして話を聞いてほしい」という方に最適なプランです。30分というコンパクトな時間なので、隙間時間にサクッと利用できます。
- 通常価格:月額4,180円(税込)→初月:3,278円(税込)
のびのびプラン|初月7,678円(税込)/月2回(60分)
「じっくり話したい悩みがある」「2週間に1回くらいのペースで相談したい」という方におすすめの標準的なプランです。60分のセッションを月に2回受けられるため、深い悩みの相談や、具体的な解決策の模索に十分な時間を確保できます。
- 通常価格:月額9,680円(税込)→初月:7,678円(税込)
じっくりプラン|初月15,180円(税込)/月4回(60分)
「今はとても辛いので、毎週相談したい」「集中的にケアをして、早めに解決に向かいたい」という方のためのプランです。週に1回のペースで60分のセッションが受けられるため、カウンセラーと密に連携を取りながら、手厚いサポートを受けることができます。
- 通常価格:月額18,480円(税込)→初月:15,180円(税込)
※その他、チャット相談がついたプランなどもご用意しています。詳細は公式サイトをご覧ください。
ビデオカウンセリングに関するよくある質問
最後に、ビデオカウンセリングに関してよく寄せられる疑問にお答えします。
そもそもビデオカウンセリングってどんなものですか?
Zoomなどのビデオ通話アプリやシステムを使い、パソコンやスマートフォンの画面越しに行うカウンセリングです。お互いの顔を見ながら話せるため、対面カウンセリングに近い安心感がありつつ、自宅から受けられる手軽さが特徴です。
ビデオカウンセリングはどんな人に向いていますか?
- 仕事や育児で忙しく、カウンセリングルームに通う時間がない人
- 地方や海外に住んでいて、近くに専門家がいない人
- 対面だと緊張してしまい、うまく話せない人
- 自宅というリラックスできる環境で相談したい人こういった方に特におすすめです。
ビデオカウンセリングを受ける時に注意すべきことはなんですか?
- 通信環境:Wi-Fiなどが安定している場所で接続してください。
- プライバシー:カフェなどは避け、個室や自宅など、他人に話を聞かれない場所を選びましょう。
- 音声:聞き取りにくい場合は無理せず伝え、イヤホンマイクなどを使用するとスムーズです。
まとめ
ビデオカウンセリングは、単なる「対面の代わり」ではありません。「移動しなくていい」「自宅という安全な場所で話せる」「全国の専門家と繋がれる」という、ビデオカウンセリングならではの独自のメリットを持った、現代に最適な心のケア方法です。
「画面越しで気持ちが伝わるのかな?」という不安は、一度体験してみればきっと解消されるはずです。むしろ、画面越しだからこそ話せる本音や、流せる涙があることに気づくかもしれません。
私たちKimochiは、国家資格を持つプロのカウンセラーと共に、画面の向こうであなたをお待ちしています。まずは、スマホのカメラを通じて、誰かに「今の気持ち」を話してみませんか?その小さなアクションが、あなたの心を軽くする大きな一歩になるはずです。