「最近なんとなく心が晴れない」「誰かに話を聞いてほしい」。そう思ったときに、カウンセリングという選択肢が頭をよぎることはありますか?
おそらく多くの方が、「カウンセリングに行くほどではない」「自分は病気じゃないから」と、その選択肢を打ち消してしまうのではないでしょうか。あるいは、「何をされるか分からなくて怖い」「高額な料金を取られそう」といった不安を感じる方もいるかもしれません。
実は、日本においてカウンセリングはまだまだ「特別なもの」として捉えられがちで、その実態については多くの誤解が存在しています。
「ただ話を聞いてもらうだけで、本当にお金を払う価値があるの?」「占いみたいに、あなたの前世は…とか言われるの?」「弱い人間だと思われそうで恥ずかしい」
こうしたイメージが壁となり、本来ならカウンセリングで楽になれるはずの人が、一人で苦しみを抱え続けてしまうケースは後を絶ちません。
この記事では、世間で広く信じられている「カウンセリングへの誤解」を一つひとつ丁寧に紐解き、カウンセリングが本来どのような場所で、どんな効果があるのかを解説します。また、私たちKimochi運営メンバー自身も、かつてはこの世界に入るまで抱いていた「勘違い」や、実際にサービスを運営する中で見えてきた「リアルな体験」も交えてお伝えします。
正しい知識を知ることで、「なんだ、そんなに身構えなくていいんだ」と、あなたの心が少しでも軽くなれば幸いです。
カウンセリングは誤解されている?そもそもどんなイメージ?
「カウンセリング」という言葉を聞いて、あなたは具体的にどのような光景を思い浮かべるでしょうか。多くの人が抱くイメージと、実際の現場には、実は大きなギャップがあります。まずは、よくあるイメージと現状について整理してみましょう。
実はカウンセリングのことは意外と知られていない
日本は欧米に比べて、カウンセリングの利用率が低いと言われています。アメリカなどでは、美容院やジムに行くような感覚で「今日はセラピー(カウンセリング)の日なんだ」と日常的に話すことも珍しくありませんが、日本ではまだ「こっそり行くもの」「隠すべきこと」という意識が根強く残っています。
そのため、実際にカウンセリングを受けたことがある人の話を聞く機会が少なく、どうしても断片的な情報やイメージだけで判断してしまいがちです。私たちKimochi運営メンバーも、このサービスを立ち上げるまでは「カウンセリング=精神科の病院で行う治療の一環」という程度の認識しかありませんでした。「健康な人が利用してもいい場所」だという事実は、意外と知られていないのが現状です。
海外の映画やドラマでよく見るイメージ
多くの人が持つカウンセリングのイメージは、海外の映画やドラマの影響を強く受けています。広い部屋に置かれた革張りの長椅子(カウチ)に患者が横たわり、深刻な顔で過去のトラウマを語る。そして、眼鏡をかけた初老のカウンセラーが、難解な言葉で分析を行う……。
こうしたシーンはドラマチックではありますが、実際の現代のカウンセリング風景とは少し異なります。もちろん精神分析という手法ではカウチを使うこともありますが、現在の主流であるカウンセリング(来談者中心療法や認知行動療法など)では、椅子に座って対面で、あるいはオンラインの画面越しに、もっとリラックスした雰囲気で会話が進むことがほとんどです。ドラマのような「重苦しい儀式」ではないのです。
ただカウンセラーと話すだけ
「友達に愚痴を聞いてもらうのと何が違うの?」「ただ話すだけでお金がかかるなんて信じられない」そう思っている方も多いのではないでしょうか。これも非常によくある誤解の一つです。
確かに、カウンセリングの基本は「対話」です。しかし、それは単なるお喋りや世間話とは全く異なります。カウンセラーは、専門的な訓練を受けた「聴くプロ」です。あなたが話す言葉の背景にある感情、矛盾、思考の癖などを注意深く汲み取り、適切なタイミングで問いかけを行います。
「ただ話すだけ」に見えるその時間の裏側には、心理学に基づいた高度な技法が駆使されています。私たち運営メンバーも、実際にプロのカウンセリングを体験した際、「自分でも気づいていなかった本音が、自然と言葉になって出てくる」という不思議な感覚に驚かされました。それは、友人との会話では得られない体験です。
心の病気やトラウマを抱える人が利用するもの
「うつ病などの診断をされた人だけが利用するもの」「幼少期に壮絶な虐待を受けた人など、深いトラウマがある人だけが行く場所」
このように、カウンセリングを利用するハードルを自分で高く設定しすぎているケースもよく見られます。もちろん、精神疾患の治療の一環として利用されることもありますが、それだけではありません。
「仕事のやる気が出ない」「夫婦喧嘩が増えてイライラする」「なんとなく将来が不安」「自分に自信が持てない」
こうした、日常生活で誰もが感じるような悩みやストレスも、立派な相談内容です。病気になってから行くのではなく、「病気にならないために行く」場所としても、カウンセリングは機能しています。
高額な料金がかかる
「カウンセリングは1回数万円する高級なサービス」というイメージを持っている方もいるでしょう。確かに、有名な臨床心理士の私設相談室などでは、1回1万円〜2万円以上の料金設定になっていることもあります。保険適用外(自費診療)であることが多いため、どうしても割高に感じてしまうのは事実です。
しかし、最近ではオンラインカウンセリングの普及により、価格破壊とも言える変化が起きています。店舗を持たないことでコストを抑え、1回数千円から利用できるサービスも増えてきました。かつて運営メンバーが抱いていた「お金持ちしか受けられないサービス」という認識は、今や過去のものとなりつつあります。
占いと同じ?カウンセリングの効果に関するありがちな誤解
カウンセリングとよく混同されるのが「占い」です。どちらも悩み相談の場ではありますが、そのアプローチや目指すゴールは全く異なります。「ズバッと言い当ててほしい」「正解を教えてほしい」と思ってカウンセリングに行くと、「期待外れだった」と誤解してしまうかもしれません。
カウンセリングと占いの違い
占いは、運勢や星回り、タロットカードなどの「外的な要素」や「神秘的な力」に基づいて、未来を予測したり、進むべき道を断定したりするものです。「あなたはこうなります」「来年はこうしなさい」といった「答え」を提示してくれるのが特徴です。
一方、カウンセリングは、心理学や行動科学といった「科学的な根拠」に基づいています。そして何より、答えを出すのはカウンセラーではなく、相談者自身です。「あなたはどうしたいですか?」「なぜそう感じるのでしょうか?」と問いかけ、相談者が自らの力で答えを見つけ出せるようにサポートするのがカウンセリングです。
運営メンバーの中にも、以前は占いが好きでよく通っていた者がいます。「誰かに『大丈夫』と言い切ってほしかった」からです。しかし、カウンセリングに関わるようになり、「誰かに決めてもらう安心感」よりも、「自分で決めて行動する自信」の方が、長い人生においては重要だと気づかされました。
カウンセリングは相談者とカウンセラーの「対話」がメイン
カウンセリングの主役は、あくまで相談者(クライエント)です。カウンセラーが一方的に分析結果を披露したり、説教をしたりする場ではありません。
相談者とカウンセラーが協力関係(ラポールと言います)を築き、対話を重ねることで、相談者の心の中にあるモヤモヤを言語化していきます。この「対話のプロセス」そのものが、癒やしや気づきを生み出します。時には沈黙が続くこともありますが、それも大切な思考の時間として尊重されます。
カウンセリングでは思考や悩みの整理ができる
頭の中で悩み事を考えていると、堂々巡りをしてしまい、何が問題なのか分からなくなることはありませんか?カウンセリングの大きな効果の一つは、「思考の整理」です。
誰かに話すために言葉にすることで、曖昧だった感情が輪郭を持ち始めます。さらに、カウンセラーが「それはつまり、〇〇ということでしょうか?」と要約して返してくれることで、自分の状況を客観的に見つめ直すことができます。「自分は上司に怒っているのだと思っていたけれど、本当は認められなくて悲しかったんだ」このように、表面的な感情の下にある「本当の気持ち」に気づくことができるのです。
カウンセリングではストレスへの対処法を身につけることができる
ただ話を聞くだけでなく、具体的なスキルの習得を目指す場合もあります。特に「認知行動療法」などのアプローチでは、ストレスを感じやすい自分の考え方のクセ(認知の歪み)に気づき、それを修正する練習を行います。
また、怒りのコントロール方法(アンガーマネジメント)や、相手を傷つけずに自分の意見を伝える方法(アサーション)など、実生活ですぐに使えるコミュニケーション技術を学ぶこともできます。これらは一生モノのスキルとなり、カウンセリング終了後もあなたを助けてくれます。
カウンセリングで得られる効果は他にもたくさん
思考の整理やスキル習得以外にも、カウンセリングには多様な効果があります。
- カタルシス効果(浄化作用)誰にも言えなかった辛い気持ちを吐き出し、受け止めてもらうことで、胸のつかえが取れてスッキリする効果です。涙を流すことも大きな浄化になります。
- 自己肯定感の向上どんな自分でも否定せずに受け入れられる体験(受容)を通じて、「自分は自分のままでいいんだ」という感覚が育まれます。
- 行動変容考え方が変わることで、実際の行動が変わります。引きこもりがちだった人が外に出られるようになったり、言いたいことを言えるようになったりと、生活に具体的な変化が現れます。
- 孤立感の解消「自分の味方になってくれる人がいる」という安心感は、孤独感を癒やし、生きる力を回復させます。
カウンセリングに関して意外と知られていないこと
ここからは、実際に利用してみないと分からない、カウンセリングの意外な側面についてお話しします。これを知れば、もっと気軽に利用してみようと思えるかもしれません。
カウンセリングは誰でも気軽に利用できる
「紹介状がないと受けられないのでは?」と思っている方もいますが、民間のカウンセリングルームやオンラインカウンセリングは、紹介状なしで誰でも利用可能です。「最近よく眠れない」「なんとなく話を聞いてほしい」といった理由で予約しても、断られることはありません。
美容院で「今日はちょっと短くしたい気分」と伝えるように、「今日はちょっと愚痴を聞いてほしい気分」で利用しても良いのです。私たち運営メンバーも、仕事で行き詰まった時や、プライベートで落ち込んだ時に、メンテナンスとして気軽に利用しています。
カウンセリングは相談者が主役
病院の手術では、患者は麻酔で眠り、医師が悪い部分を取り除いてくれます。しかし、カウンセリングは違います。カウンセラーが魔法のように悩みを消してくれるわけではありません。変わるのは相談者自身であり、行動するのも相談者自身です。
「治してもらう」という受身の姿勢ではなく、「自分が変わるために専門家をパートナーにする」という主体的な姿勢が大切です。カウンセラーは、あなたが自分の足で歩くための地図を一緒に読み解き、夜道を照らすライトのような存在です。
カウンセリングは基本的に「アドバイス」をもらう場所ではない
「離婚すべきでしょうか?」「転職すべきでしょうか?」こうした質問に対して、カウンセラーが「離婚すべきです」「転職はやめなさい」と断言することは、基本的にはありません。なぜなら、あなたの人生の責任を負えるのは、あなたしかいないからです。
その代わり、「離婚したいと思う理由は何ですか?」「転職したらどうなると想像しますか?」といった問いかけを通じて、あなたが後悔のない決断を自分で下せるようにサポートします。「アドバイスをもらえなかった」と不満に思う方もいるかもしれませんが、それはカウンセラーがあなたの意思決定能力を信じ、尊重しているからこそなのです。
継続することでより効果を実感しやすくなる
「1回行けばスッキリ解決する」と思っていると、誤解が生じやすくなります。長年培ってきた思考のクセや、複雑な悩みが、たった50分の会話で劇的に変わることは稀です。
ダイエットや筋トレと同じで、心の変化にも時間が必要です。最初は信頼関係を築くところから始まり、徐々に深い話をし、現実生活で試し、また振り返る。このプロセスを繰り返すことで、じわじわと、しかし確実に変化が定着していきます。Kimochi運営メンバーの実感としても、3回、5回と続ける中で「そういえば最近、以前ほど落ち込まなくなったな」と気づくような変化の仕方が一般的です。
カウンセリングを受けて後悔しないためにはどうする?
「勇気を出して行ったのに、傷ついて帰ってきた」「お金の無駄だった」。そんな悲しい経験をしないために、カウンセリング選びで失敗しないポイントをお伝えします。
国家資格「公認心理師」など、信頼できる資格をもったカウンセラーを選ぶ
日本では現在、誰でも「カウンセラー」と名乗ることができてしまいます。数時間の講習を受けただけの人もいれば、大学院で6年以上専門的に学んだ人もいます。玉石混交の状態です。
質の高いカウンセリングを受けるための最も確実な指標は、「資格」です。特に、日本初の心理職の国家資格である**「公認心理師」や、歴史ある民間資格「臨床心理士」**を持っているカウンセラーを選びましょう。彼らは専門的なトレーニングを受けており、倫理規定(守秘義務など)もしっかりと遵守しています。
私たちKimochiが採用基準として「公認心理師」にこだわっているのも、利用者の皆様に安心して相談できる「最低限かつ最高の品質保証」を提供したいという強い思いがあるからです。
相談したい内容にあったカウンセラーを選ぶ
医師に専門分野があるように、カウンセラーにも得意分野があります。「子育ての悩み」が得意な人に、「ビジネスのキャリア相談」をしても、噛み合わないことがあります。カウンセラーのプロフィールや経歴を確認し、自分の悩みのジャンル(人間関係、仕事、家族、恋愛など)に詳しい人を選びましょう。
思ったことや感じたことを正直に話す
カウンセリング中は、無理に「良いクライエント」を演じる必要はありません。「今の質問の意味がわかりません」「その言い方は傷つきます」「まだ話したくありません」こうしたネガティブな感情や抵抗感も、重要な情報です。正直に伝えることで、カウンセラーはアプローチを修正したり、その感情の裏にあるものを一緒に探ったりすることができます。
「分からない」と答えることも重要です。無理に答えをひねり出す必要はありません。「分からない」は、「まだ自分の中で答えが出ていない」という大切な気づきの一つです。
オンラインカウンセリング「Kimochi」なら国家資格(公認心理師)保持者のカウンセリングを初月3,278円(税込)から受けられる
「信頼できるカウンセラーを選びたいけれど、探し方が分からない」「費用が高くて続けられるか不安」
そんな方にこそ、私たちオンラインカウンセリング「Kimochi」を知っていただきたいです。Kimochiの特徴は、在籍するカウンセラーが全員「公認心理師」の国家資格を持っていること。無資格のカウンセラーに当たるリスクがなく、質の高いプロの支援を約束します。
さらに、継続して心のケアを行えるよう、価格設定にもこだわりました。月額3,278円(税込)からという、業界でも低水準の価格でスタートできます。「高額だから」と諦めていたカウンセリングを、もっと身近なものにしたい。そんな運営メンバーの想いが詰まっています。
自宅からスマホひとつで、誰にも知られずに相談できます。まずは一度、プロとの対話を体験してみませんか?
カウンセリングの誤解に関するよくある質問
最後に、カウンセリングに関してよく寄せられる疑問にお答えします。
カウンセリングは一般的にどんなイメージですか?
日本ではまだ「心の病気を持った人が行くところ」「深刻な悩みがないと行ってはいけない」といったイメージを持つ人が多いです。また、「料金が高い」「何をされるか分からない」といった不安を持つ人もいます。しかし、実際には健康な人が自己管理のために利用するケースも増えています。
カウンセリングと占いの違いはなんですか?
占いは運勢などの外的要因に基づいて「答え」や「予言」を提示するものですが、カウンセリングは心理学に基づいて、相談者自身が「答え」を見つけ出すサポートをするものです。受動的か能動的か、という点に大きな違いがあります。
カウンセリングには一般的にどんな効果がありますか?
誰かに話すことで気持ちが楽になる「カタルシス効果」、自分の考え方のクセに気づく「自己理解」、問題に対する具体的な「対処スキルの習得」などがあります。また、継続することで自己肯定感が高まり、生きやすくなる効果も期待できます。
カウンセリングで後悔しないためにはどうすれば良いですか?
まずは「公認心理師」や「臨床心理士」などの有資格者を選ぶことです。また、自分の悩みとカウンセラーの専門分野が合っているか確認しましょう。相性も重要なので、合わないと感じたら無理せずカウンセラーを変更することも大切です。
まとめ
カウンセリングに対する「病気の人だけのもの」「ただ話すだけ」「怪しい」といったイメージは、その実態を知らないことからくる誤解です。本当のカウンセリングは、あなたがあなたらしく生きるために、思考を整理し、心を整えるための「安全な作戦会議室」のような場所です。
私たちKimochi運営メンバーも、最初は皆さんと同じように不安や誤解を持っていました。しかし、実際にプロの力に触れることで、「もっと早く頼ればよかった」「一人で抱え込む必要はなかったんだ」と痛感しました。
もし今、あなたが何かに悩み、立ち止まっているのなら、誤解を恐れずに一歩踏み出してみてください。完璧な自分である必要はありません。まとまっていない話でも構いません。国家資格を持つプロフェッショナルが、あなたの気持ちに寄り添い、一緒に出口を探してくれます。